国際交流からまちづくりへ

養老国際交流協会 会長 川瀬重児

養老国際交流協会は今年の秋、設立10周年を迎えます。19989月、インターネットの普及とともに押し寄せた国際化の波に対応し、町民一人一人が国際人として社会に貢献し、活力にあふれるまちづくりを進めようと本協会は産声を上げました。

これまで国際交流協会は試行錯誤を繰り返しながら、多様な活動「欧米や近隣アジア等海外との交流」「様々な外国の歴史文化等の紹介」「日本に在住する外国人との共生」等々を行なってきました。国際交流という新しい分野での活動を右往左往しながら、意見をぶつけ合いながらもここまで運営してこられたのは、会員の皆様と多くの企業、団体の皆様の暖かい協力、および町と教育委員会の理解と支えがあったからです。そしてまた、歴代の協会役員、委員の皆様が「国際交流の楽しさ、大切さを一人でも多くの人と共有したい」という大きな目標、共通認識を持ち続けることが出来たからだと思います。

協会では今年、国際交流の重要性と楽しさを再認識し、『国際交流からまちづくりへ』をスローガンとして活動を進めてまいります。協会の会員はもちろん、一人でも多くの方に国際交流の素晴らしさを感じていただき、国際交流を通してまちづくりに参加できるような魅力ある活動を展開していきたいと考えています。

世界はこの10年の間にとても小さくなり、毎日の生活の中にも国際化の波が確実に拡がっています。これから私たちの周りで世界との繋がりがどのように変わっていくのか、養老は、岐阜は、日本はどのように変わっていくのか。今、世界から取り残されない為に、私たち一人一人の問題、課題として国際社会の中のまちづくりを目指すことが大切です。だからといって難しく考える必用はありません。肩肘を張らず自然体での交流、個人レベルでの交流が時間はかかっても国際理解を進める上で、最も確かな方法だからです。大切なことは今、一歩前へ踏み出すこと、新しい世界への扉を開けることです。

ぜひ、気軽な気持ちで協会の活動に参加してみてください。ひとりひとりの小さな好奇心と驚きから、すばらしい和と輪が広がることと思います。